妻が、亡くなった友人の葬式に行ってきたのですが、そのとき、気になっていたのが、遠方の学校の寮に預けられている子供のこと。果たして、葬式に出席させるのか、それとも母親に会わせるとパニックになるかもしれないので連れてこないのか・・・。
帰宅した妻に、それを聞くと、葬式に出席していたしていたとのこと。妻も、その子に会うのは久しぶりだったのですが、ちゃんとした服装で列席していたそうです。妻の見た感じでは、うちの子と同じ学校に通っているときと比較すると、良くなっているようだったとのこと。
親元から離れて暮らすというのはハードルが高いものですが、逆にいうと甘えの効かない世界。それがその子の場合、良かったのかもしれません。
母親が亡くなったことは不幸だと思いますが、親元離れて暮らしている子供が、以前と思うとよい方向に成長しているようだという話は、少しだけホッとできる話でした。
それでも、やはり親である私自身、まだまだ健康でいないといけないという思いは変わらずもっていて、それは妻も同じようです。
妻は、専業主婦なのですが、今まで健康診断をまともに受けてませんでした。自治体から住民健診の通知は来るのですが、障害のある子どもの面倒をみていて余裕がないと言っていて、受けてませんでした。しかし、今回の葬式のあと、住民健診の通知の封筒を開いて、住民健診を行っている病院に問合せをしたようで、人間ドックを受診したいと言ってきました。
人間ドックは、会社などの一般の健診とは異なるものなので、費用が余分に発生するけど、いいか、とも。値段はいくらくらいかと聞くと、36,000円ほど、とのこと。もちろん、OKと言いましたが、今回の葬式で亡くなった方の病気はすい臓ガンで、しかもすい臓のガンは発見しづらい場所なんだそうです。
それだけに、妻が住民健診ではなく、人間ドックのほうの受診を決めてくれたのは、私としてもうれしい限りです。
