うちの子は発達障害の中のひとつ、自閉症です。重度の知的障害もあるので、言葉は話せませんし、自分の身の回りのこと(服を着替えたり、体を洗ったりといったこと)は、自分ひとりではできません。
ただ、例えば、服を着替えるといったことも、着替えの置いてある場所が決まっていて、いつも同じ場所で着替えるということを繰り返し行い、それが定着すれば、自分で着替えを持っていくことができるようになります。
それを構造化というんだそうです。
その構造化をすることで、自閉症の子供は生活しやすくなるようです。
学校からの連絡帳で、ちょうどそういった状況があり、先生が一緒に行けなくて一人で待っていてもらっていたら、いつも着替えている場所で、着替えを持って待っていたそうです。
一人では何もできないとばかり思っていましたが、そうではなく、一人でもできるような状況を作ってあげることが大事なんだとそう思わせる、連絡帳でした。